2012年11月12日
黒田 官兵衛 8
とはいいながら、当時は・・・いや、
今もそうですが・・・その信義を崩そうとすることが、
戦いの戦略になっていることが多いのです。
たとえば・・・荒木村重の反乱にしても、
毛利の側から、「村重に謀反の様相あり」
と明智の陣営に流したとします。
明智はそれをある程度、精査はしても、
やはり明智の偏見も重なることになります。
もし、明智光秀が荒木村重を快く思わなかったら、
「村重異心」と信長に伝えることになりましょう。
さらに、村重の側にも、
「信長殿は村重に疑心を持っておられる」
と流したとします。
そうすれば、これらの流言蜚語の前に、
村重は反旗をひるがえさなくなるのです。
こういうふうにして、信頼している2人が、
反目しあうことになります。
このようなことが、今でも起きています。
でも・・・これだけは避けなくてはなりません。
このような愚を避けるたったひとつの方法は、
自分の判断を信じることです。
その人物が、どんなにお金もなく、
地位がなくても、自分が立派であると思うなら、
立派なのです。他の人がどんなに中傷しても、
信じきれる人間になりたいですね。
あなたたちも、友を信じなさい。
いつも、自分で判断して、
自分の判断を信じきることです。
そのためには、やはり、自分で考え、
自分でものを見るということが大切なのです。
あなたたちの中に育って欲しいのは、
まさに、このことです。
今もそうですが・・・その信義を崩そうとすることが、
戦いの戦略になっていることが多いのです。
たとえば・・・荒木村重の反乱にしても、
毛利の側から、「村重に謀反の様相あり」
と明智の陣営に流したとします。
明智はそれをある程度、精査はしても、
やはり明智の偏見も重なることになります。
もし、明智光秀が荒木村重を快く思わなかったら、
「村重異心」と信長に伝えることになりましょう。
さらに、村重の側にも、
「信長殿は村重に疑心を持っておられる」
と流したとします。
そうすれば、これらの流言蜚語の前に、
村重は反旗をひるがえさなくなるのです。
こういうふうにして、信頼している2人が、
反目しあうことになります。
このようなことが、今でも起きています。
でも・・・これだけは避けなくてはなりません。
このような愚を避けるたったひとつの方法は、
自分の判断を信じることです。
その人物が、どんなにお金もなく、
地位がなくても、自分が立派であると思うなら、
立派なのです。他の人がどんなに中傷しても、
信じきれる人間になりたいですね。
あなたたちも、友を信じなさい。
いつも、自分で判断して、
自分の判断を信じきることです。
そのためには、やはり、自分で考え、
自分でものを見るということが大切なのです。
あなたたちの中に育って欲しいのは、
まさに、このことです。
Posted by 剛先生 at 00:59│Comments(1)
│自分で考える癖を
この記事へのコメント
※注釈
精査…詳しく調査すること。
流言蜚語…無責任なうわさ。デマ。
精査…詳しく調査すること。
流言蜚語…無責任なうわさ。デマ。
Posted by 上 at 2012年11月14日 13:06
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