人生2回論 1

剛先生

2012年12月12日 01:11

以前は、人間の平均寿命は70歳前後でしたから、

55歳、60歳の定年で退職した場合、

10年程度で定年人生を全うする

ということが多かったのではないかと思います。

しかし、現在では、80歳までも生き、

さらに85,90歳まで生きる人が多くなっています。

もし、85歳まで生きるとしたら、

そして60歳で定年になったとしたら、

定年後の人生が、20年、25年も

あるということになります。

これは・・・どう見ても、

年金生活で過ごせる長さではありません。

この人生が楽しくなければ、

その人の人生そのものが幸せではなくなる

のではないかと思います。

とすれば・・・この25年間を、

今までのように、仕事もしないで、

年金だけで過ごすのではなく、

何かを新しく・・・いや・・・

新しくなくてもいいけど、少なくとも、

余生を平穏に生きればそれでいいというのではなく、

むしろ、この人生をもっと有意義に

生きるように考えることが、

重大になっているといえる気がします。

私は、本気でそう思っているのですが、

人生は2つに分けて生きるべきだと思うのです。

初めは、定年年齢の60歳まで、

次が60歳以後の人生です。

初めの人生は、子供を育てるなどのしがらみがあり、

ある程度妥協的な人生であるとしても、

後半の第2の人生は、自分の納得の行く

人生でありたいと思うのです。



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