外国に行って驚いたこと 11

剛先生

2012年12月09日 01:17

オーストラリアでのことです。

「バス停はこの建物の前です」と聞いて、

バスを待っていると、8,9、人乗りの

ライトバンが来ました。

運転手が降りてきて、

バスに乗るのかと聞きます。

「えっつ、これがバスなんですか」というと、

「そうだ」といのです。私はバスと言えば、

普通の大きさのバスと思い込んでいましたから、

やや驚きでしたが、

でも、これは便利だと思いました。

たしかに、乗る人が多くないときには、

この大きさがいいですよね。

少し待っていましたが、

他に乗る人もないようだからというので、

出発しました。乗客は私ひとりですから、

運転手の横に座りました。

すると、その人は人懐っこい人で、

「僕には、日本人のガールフレンドがいるのだけど、

その人が最近冷たいんだ」と、いきなり身の上相談です。

「僕は彼女にほれ込んでいて、

何でも上げてもいいんだ。ヨットもあるし、家も上げてもいい。

自分の持っているものすべてをわたしたいと思ってる」というのです。

「これほど思っているのに、

彼女は僕を棄てるんだ。

日本の女性は、そんな風なのか」というのです。

私は、こんな相談を受けるとは思いもしなかったので

・・・返事に窮していました。

すると「あんたは日本のどこから来たのか」と聞くのです。

「九州です」というと、

「確か、そこは彼女の出身地に近いぞ」といいます。

「では、どこですか」というと、「熊本だ」というのです。

「いやいや、かなり遠いですよ」といったら、

「地図では、近かったよ」・・・

そうですよね・・・地図で見ればそうですけど、

本当は遠いのですよね。

それにしても、いきなりの身の上相談でしたが、

オーストラリアの人は気さく人懐っこいですね。

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