藤田 まこと

剛先生

2012年08月28日 06:18

ちょっと、話は変わりますが

――私は刑事物好きで、

そんなドラマをよくみます。

最近は・・・と言っても随分前の、

ドラマですが、

藤田 まことの「京都殺人案内」が特に好きです。

クロードチアリのなんとも、

うら悲しいギターのメロディーに乗って、

物語が展開していきます。

少し猫背の老刑事が、

こつこつと事件を追い、

犯人を追い詰めるにしたがって・・・

犯人の切なく、

逃れることのできない苦汁が浮かび上がってきて、

見る人はその苦悩に深く同情します。

この老刑事は

――自分が犯人を追い詰めることが、

はたして正義なのかと自問しながら、

それでも法の番人として、

その犯人を追い詰めて行くのです。

この物語には、

人間に対して、深く同情する心根が渦巻いていて、

見終わった後も、心にしみじみとした

共鳴を感じるのです。でも・・・


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