人生2回論 2

剛先生

2012年12月17日 01:02

友だちのひとりが「定年になるのが待ち遠しかったけど、

いざ定年になってみると、よかったのは、

初めの3ヶ月だけ。後は退屈で退屈で、

どうして一日を持たせるか。

毎日その戦いになった」というのです。

彼は――毎日行くところもなく、

どうすればいいか考えた末、

今までやったことのないゴルフを始め、

毎日通いつめ、今ではかなりの腕前になったというのです。

こういった場合・・・もし、彼に・・・

何か新しい夢に向かって突っ走れるような目標があったら、

ゴルフに向けた情熱を・・・

いや、ゴルフが悪いと言ってるのではありません

・・・いや、そうではなくて、もっと生産的な夢があったら、

もっとすばらしいのではないかと思うのです。

この根本は、「もう人生は終わったという気持ちではなく、

これから新しいことを始める年代なんだ」と考えると、

もっと人生は楽しくなります。

たとえば、長年看護婦さんをしていた女性が、

勉強して・・・いわば、医者と看護婦さんの中間みたいな

・・・ある程度治療もできるといった資格があったとすれば、

そして、そのテストに合格したら、

一定の治療ができると言うことであれば、

人生は再度の挑戦となって楽しいのではありませんか。

また、公務員でも、60歳から採用するといった制度があれば、

多くの人が夢を持って人生を生きられます。



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