餓死した裁判官

剛先生

2012年11月22日 08:35

随分、以前のことですが、

ある先生が、すばらしい裁判官の話

をしてくれたことがありました。

当時は、食料管理法のある時代で、

たしか・・・あまり詳しくはわかりませんが

・・・米を買うのには規定があって、

一定の量以上に米を買うことができなかった

時代だったのだと思います。

しかし、割り当てられた米の量は

少なく、それだけではやっていけずに、

ほとんどの人がやみ米を買って

何とかしのいでいた時代だったのです。

ところが、この裁判官は「自分は裁判官だから、

決して法をやぶるわけにはいけない」というので、

結局、決してやみ米を買わなくて、

餓死したといのです。

この話、これ以上詳しいことは知りませんが、

小さいときにすごく感銘を受けた話でした。

それほど当時の、司法には信頼があったのでしょうね。

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