外国に行って驚いた
ある外国人が、「民主主義なんて、つまらない。
経費はかかるし、時間もかかる。
こんな、くだらないものはないよ」と言うのを聞いて、
本当に驚きました。それまで、
民主主義は外国から来たものだから、
そして、金科玉条のごとくすぐれたものだ
と教えられてきましたから、
この言葉に初めて接したときには、
どうなってるの?・・・という思いでした。
たしかに、アテネにしても、
だんだん衆愚政治になって行き、
最後には哲人支配という考えになって行きました。
馬鹿な多くの民衆より、たったひとりの私心のない、
賢い政治家が政治をする方がずっと経費はかからないし、
時間も短縮できる、
この方がはるかに効率がいいというのです。
この意見は正しいのです。
ただ、たったひとりの馬鹿なヒットラーのような、
独裁者が出現するのを妨げるために、
このような民主主義という非効率な方法を採用しているのです。
彼がいうには「今や、独裁を抑えて、
しかし、もっと効率のいい政治体制を
考え出す時期に来ている」というのです。
若いあなたたちが、
新しい形の政治の方法を考えていくべきなんです。
今こそ、新しい民主主義を若い頭脳で発案して欲しいです。
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