外国に行って驚いた

剛先生

2012年11月23日 00:39

ある外国人が、「民主主義なんて、つまらない。

経費はかかるし、時間もかかる。

こんな、くだらないものはないよ」と言うのを聞いて、

本当に驚きました。それまで、

民主主義は外国から来たものだから、

そして、金科玉条のごとくすぐれたものだ

と教えられてきましたから、

この言葉に初めて接したときには、

どうなってるの?・・・という思いでした。

たしかに、アテネにしても、

だんだん衆愚政治になって行き、

最後には哲人支配という考えになって行きました。

馬鹿な多くの民衆より、たったひとりの私心のない、

賢い政治家が政治をする方がずっと経費はかからないし、

時間も短縮できる、

この方がはるかに効率がいいというのです。

この意見は正しいのです。

ただ、たったひとりの馬鹿なヒットラーのような、

独裁者が出現するのを妨げるために、

このような民主主義という非効率な方法を採用しているのです。

彼がいうには「今や、独裁を抑えて、

しかし、もっと効率のいい政治体制を

考え出す時期に来ている」というのです。

若いあなたたちが、

新しい形の政治の方法を考えていくべきなんです。

今こそ、新しい民主主義を若い頭脳で発案して欲しいです。


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