大学に行ったら、バイトしろよ
先日、ともとも先生と話したときのことです。
彼はもちろん、東京大学を卒業していますから、
「今まであまり怒られたことなどないでしょう」というと、
「そうですね。東京に行って、
アルバイトをしたときには、
随分しかられました」というのです。
そうです。
働くということは、お金をもらうわけですから、
雇い主の意に沿わない場合は、
すぐにどなられることになります。
たとえ東大の生徒でも、
何の関係もなく、怒鳴られるのです。
私はこのような経験がその人にとっていいことだと思います。
以前も、東大に行った生徒に、
「ファミレスなどでバイトをすることを」
薦めたことがありました。
レストランで水をこぼしたりして、
お客に怒鳴られたり、
店長に叱られたりして、
一生忘れられないような屈辱を経験する方が
いいのではないかと思います。
おそらく、いったん就職したら、
そのような経験はもう2度とすることはありません。
でも、人の上に立つ人は、
部下の屈辱を知らなくは、
いい上司になれないのではありませんか。
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