大学に行ったら、バイトしろよ

剛先生

2012年11月01日 08:15

先日、ともとも先生と話したときのことです。

彼はもちろん、東京大学を卒業していますから、

「今まであまり怒られたことなどないでしょう」というと、

「そうですね。東京に行って、

アルバイトをしたときには、

随分しかられました」というのです。

そうです。

働くということは、お金をもらうわけですから、

雇い主の意に沿わない場合は、

すぐにどなられることになります。

たとえ東大の生徒でも、

何の関係もなく、怒鳴られるのです。

私はこのような経験がその人にとっていいことだと思います。

以前も、東大に行った生徒に、

「ファミレスなどでバイトをすることを」

薦めたことがありました。

レストランで水をこぼしたりして、

お客に怒鳴られたり、

店長に叱られたりして、

一生忘れられないような屈辱を経験する方が

いいのではないかと思います。

おそらく、いったん就職したら、

そのような経験はもう2度とすることはありません。

でも、人の上に立つ人は、

部下の屈辱を知らなくは、

いい上司になれないのではありませんか。

関連記事