ランの話 ⑨ 日本で学んだこと

剛先生

2012年10月30日 23:20

外国人は、小さい時から、自分の意見を

持つように訓練され、意見を言うことに慣れていて、

うるさいほど話し合おうとします。

これは、日本人と大きく違う所です。

おかげで、初めのうちは、彼らと話すのは

とても疲れることだと思いました。

しかし、毎日、顔をあわせているうちに、

彼らの気分も分かってきて、

私たちも話を楽しめるようになりました。

ある日、私が夕食を作っていると、

ランがいきなり「由紀子さん、ありがとう」

と言うのです。何のことを言っているのか

分からないでいると、彼が「私は日本に来たおかげで

我慢することを学んだ、日本人は素晴らしい」

という意味のことを言っていました。

彼の文化には、思ったことは何でも口に出すけれど、

相手を許して、丸くおさまるという考えはなかった

のかも知れません。以後の彼は、ますます、日本が

好きになったようです。

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